「肩がこるけれど、その原因がはっきりしない」
「疲れなのか、それとも別の要因なのか分からない」
そんなふうに、自分の体の状態をつかみにくいと感じたことはありませんか?
身体均整法には、姿勢や背中の状態から体の傾向を読み解く
「観歪法(かんぷほう)」という観察法があります。
今回は、どのような視点で体を見ているのか、その一部をご紹介します。
1. 観歪法とは
観歪法は、単に歪みを探すだけではなく、
体の状態や変化を「形」として捉える考え方です。
私たちの体は、日々の生活や動きの積み重ねによって、
その状態が姿勢や形に現れます。
均整師は、お客様が部屋に入ってきた瞬間から、次のような点を観察しています。
- 静止した姿: 肩の高さ、首の傾き、骨盤の状態
- 動く姿: 歩き方や座る動作のスムーズさ
- 背中の状態: 背骨の高さや弾力の違い
2. 背骨という視点
観歪法では、特に背骨の状態を重視します。
身体均整法では、背骨の各部分と体の働きには関係があると考えます。
- 背中の上部: 呼吸や緊張の影響が現れやすい
- 背中の中央: 消化に関わる働きと関係が深い
- 腰のあたり: 下半身の力や安定性と関係する
このように、体の一部分だけでなく、全体のつながりとして見ていきます。
3. 形と内側の関係
体の状態は、姿勢や動きとして現れます。
そのため、外側の変化を整えていくことで、
体全体のバランスにも影響が出ると考えられています。
身体均整法では、このような体のつながりを前提に、
無理のない方法で整えていきます。
4. 歪みの捉え方
身体均整法では、歪みを単に悪いものとは考えません。
それは、その時々の生活や負担に対して、
体が適応してきた結果として現れているものでもあります。
観歪法で現在の状態を知ることは、
自分の体の特徴を理解することにもつながります。
5. まとめ
普段あまり意識することのない背中ですが、
そこには体の状態がさまざまな形で現れています。
・姿勢の変化
・動きのクセ
・背骨の状態
これらに目を向けることで、体との向き合い方が変わっていきます。
まずは、自分の姿勢や背中の状態に意識を向けてみることから始めてみてください。
■身体を学びたい・整えたい方へ
背骨の観察術「観歪法(かんぷほう)」や、内臓へのアプローチ。これらにはすべて、解剖学や生理学に基づいた確かな理論があります。
「もっと人間の体の奥深さを知りたい」「この技術で誰かの力になりたい」 そんな風に感じた方は、ぜひ身体均整法学園で一緒に学んでみませんか? 一生モノの知恵を、プロの講師陣から直接学ぶことができます。
