【身体均整法とは?4日目】「揉まない」のには理由がある|呼吸と角度で体のバランスを見る考え方

「整体=力強く揉んだり、ボキボキしたりするもの」
そんなイメージを持っていませんか?

身体均整法の調整を受けた方は、その「ソフトさ」と変化の出方に驚かれることがあります。

今回は、なぜ「力」ではなく
「呼吸」と「角度」を大切にしているのか、調整の考え方をご紹介します。


1. 筋肉を動かす鍵は「呼吸」にあり

身体均整法では、呼吸のタイミングを大切にします。

息を吸う時と吐く時では、体の緊張の状態が変化します。

  • 息を吸いきった時(抑制):
    緊張が強い部分をゆるめる方向に働きかけます。
  • 息を吐ききった時(鼓舞):
    緩みすぎている部分を引き締める方向に働きかけます。

呼吸に合わせることで、体に無理な負担をかけずに変化を促していきます。


2. 角度による変化

身体均整法では、どこに触れるかだけでなく、
どのような角度で体を使うかを重視します。

同じ場所でも、角度や方向が変わることで、体の反応は大きく変わります。

これは、梃子(てこ)の原理や体の反応を利用した考え方です。

無理な力を使わず、体が動きやすい方向に導くことで、
自然な変化を引き出していきます。


3. 「脳」と「神経」に届くアプローチ

均整法が目指すのは、単に筋肉をほぐすことではありません。 「筋肉に命令を出している神経系の働き」を整えることです。

体が歪んでいるときは、脳がその状態を「これが普通だ」と思い込んでしまっています。均整法の心地よい刺激は、脳に対して「本当はこっちのバランスが正しいですよ」という新しい信号を送る役割も果たしています。

調整が終わった後に、視界がパッと明るくなったり、呼吸が深くなったりするのは、自律神経が安定し、脳がリラックスした証拠なのです。


4. まとめ 体は「力」ではなく「対話」で変わる

身体均整法は、力で変えるのではなく、
体の仕組みを活かしてバランスを見ていく考え方です。

・呼吸のリズム
・角度の使い方
・体の反応

これらを組み合わせることで、無理のない形で体を整えていきます。

強い刺激ではなく、自然な変化を感じたい方にとって、
一つの選択肢になるかもしれません。


■身体を学びたい・整えたい方へ

この「呼吸」や「角度」を駆使したテクニックは、身体均整法学園で学ぶことができる「技術の結晶」です。 理論(なぜそうなるか)と実技(どうやるか)をセットで学ぶことで、誰でも確かな技術を身につけることができます。

「自分の手で、誰かの体の可能性を引き出したい」 そんな想いがある方は、ぜひ公式サイトから学園の案内をチェックしてみてくださいね。

身体均整法学園 公式サイト https://www.kinsei.or.jp/


参考文献: 身体均整法学園テキスト「身体均整法概論」「痛みの操縦法」「自他動操縦法」 「赤本 身体均整法」手嶋昇 著 「類別克復法」亀井進 著

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