足首の痛みに悩み続けた60代女性
お客様からのご紹介で来店された60代の女性。
数年前から足の痛みに悩まされ、歩行訓練やインソールに頼りながら改善を望んで通院を続けてこられました。
ところが、
- 足首がグラグラして立っているのも辛い
- インソールがかえって痛い
- 「他に通っても良くならない」
といったお悩みが続いていました。
改善しない原因は「足首への執着」と「無理な歩行」
これまでの経過を伺うと、どうしても「足首そのもの」に注目しすぎていました。
けれども、痛みは体が「休んでほしい」と出しているサインでもあります。
そこでまずは、歩行訓練を一旦ストップし、体を休めることをご提案しました。
骨盤・背骨から整える施術
施術では足首だけでなく、骨盤や背骨のバランスに着目しました。
- 1・2回目:足首~骨盤、背中を中心に調整
- 3回目:特に動きのなかった骨盤(恥骨・坐骨)を重点的に調整
仰向けで寝た時に左右の骨盤が浮いていた状態が、施術を重ねることでベッドにしっかりと接するようになりました。
さらに、背骨の歪み・仙腸関節・L5・T11の調整を行い、全体の連動性を回復させていきました。
心の持ち方も大切
この方は「歩き方が悪いからダメなのでは?」「ここまでお金をかけたのに治らないのはおかしい」と、ご自身を責めるお気持ちも強くお持ちでした。
けれども、体は“責めて鍛える”ものではなく、“いたわりながら整えていく”もの。
痛みの裏にある体からのサインを受け入れ、心の持ち方も少しずつ変えていくことが回復への近道となります。
まとめ
足首の痛みは「足首だけの問題」ではなく、骨盤や背骨、そして心の在り方ともつながっています。
改善しなかったのは「努力が足りないから」ではなく、アプローチの方向性がずれていただけ。
大切なのは、
- 体のサインを無視しないこと
- 足首だけでなく全身のバランスを見ること
- 自分を責めずに回復のプロセスを受け入れること
この3つです。
同じように「ずっと改善しない痛み」に悩んでいる方の希望になれば嬉しいです。